環境で変わる子供のトイレ状況
トイレトレーニングに進展があるのは、子どもの成長具合や性格だけでなく、環境にも大きく左右されます。
子どもがトレーニングを開始するのに適したときだとしても、専念できる環境になっていないときには成功しにくくなります。
例えば下にも赤ちゃんがいる場合など、お母さんがトレーニングにかかりきりになれないという可能性があります。
トイレトレーニングとは、頭で思い浮かべているものよりも大変な仕事ですので、お母さんも集中することが欠かせないのです。
トイレに向かわせたいのに、下の子どもの世話をしていて連れて行けないことが何度かあると、トレーニングに対するモチベーションがなくなったりします。
お母さん側も、苛立ってうまく見てあげられないことも考えられます。
そのような際には、無理してトイレトレーニングをしようとせずに、状況が収まるまで少し待ちましょう。
トイレトレーニングにかかる時間は、それぞれの子どもで差があるため、決め付けることはできません。
トレーニング期間は3ヶ月ほどだと考えられていますが、お子さんごとの差が大きいので急ぐことはないです。
何ヶ月間もしているのに成功しないなら、一回中断することも悪くないかもしれません。
このくらいのお子さんなら、体験したことを忘れないので、何ヶ月かしてから再開しても問題ありません。
途中までしていたトレーニングは、身についていますのでその続きから始めましょう。
成功しないままずっと続けていくことはストレスを溜めることに繋がり、良いとは言えません。
期間を区切って、予定通りにいかなければ中止する意志が要ります。
トイレトレーニングはストレスが溜まっても続けることが大切
トイレトレーニングの最中は、お母さんにも子どもにも大きなストレスがかかるとされています。
どちらかと言うと、お母さんのほうがトイレでして欲しいという願いが強くあり、子どもの意識との差があり辛いかもしれません。
お子さんとしては、トイレに特別な感情はありませんし、オムツをつけていることも苦痛ではないのに、ある日からトイレで用を済ませないと命令されるとストレスが蓄積してしまいます。
トイレトレーニングは、親子の双方がトイレについて気持ちを高めることで、うまく進むでしょう。
差がありすぎるのは良くありませんので、子どもがやる気になっていないようなら、興味を持てるように工夫してみましょう。
トイレトレーニングにあたっては、とにかく褒める必要があり、怒ってしまうことは避けて、違う子どもと比較するような言動もタブーです。
この3つのことを実行していくことが、トレーニング中の子どもの感じるストレスを少なくすることにつながります。
お母さんがストレスを溜めてしまう場合もありますが、それも子どものためだと捉えて3つのポイントは破らないようにしましょう。
褒める・怒らない・他の子と比較しないの3点は、トイレトレーニングだけでなく育児の全部に該当することです。
わずかでも進展があれば、大いに褒めて励ますのです。
お子さんを怒った場合、トイレが円滑にいくことは全くありません。
上手にできたときの感覚を身につけさせることがポイントなので、すんなりいかなくても怒ってはなりません。
違う子どもと比べるのは、自分のお子さんのプライドを失わせてしまい、モチベーションの低下につながりますので、しないでおきましょう。
子どもの競争心を利用したトイレトレーニング
トイレトレーニングを行う点では、粘り強くなくてはならないと捉えておくようにしましょう。
トイレに連れて行くタイミングがぴったりでおしっこがすんなり出たときに、おしっこの仕方がわかるのです。
当たり前ですが、たった1度うまくできたからといって、その後も成功が続くと考えることはできません。
うまくいく場合とそうでない場合を経験しながらトレーニングを積み重ねていくので、諦めず取り組みましょう。
おしっこがスムーズにいっても、うんちが成功しないこともありますし、自宅でスムーズにできても外出した場所でそれが叶わないというケースもあります。
トイレトレーニングが必要なくなるまでには、細かいステップを消化する必要があります。
このほか、ちゃんとできるようになったのに、トイレトレーニングを拒否する停滞期も訪れます。
お母さんからすると、そのままの勢いで済ませたいと気持ちがはやりますが、時にはトレーニングをストップする決断も重要です。
この時点で強引に行わせてしまうと、トイレに行くことを拒否してしまうことがあるので、お子さんの感情を理解しましょう。
ちょっと休んでいるとまたトイレへの興味が出てくることもありますし、お母さんの誘いに素直に応じるようになるかもしれません。
お子さんのモチベーションを高め、良いときにトイレへと向かわせるのですが、うまくいかないならお友達を使うと効果的かもしれません。
直接手助けをしてもらうのではなく、トイレトレーニングの先輩とも言えるお友達と過ごして、お友達がどのようにトイレをしているのかということを見せるのです。
子どもの競争心というのは想定しているより強いようです。
即座にトイレに入ろうとしたがるようになるかもしれません。
トイレトレーニングは子供がその気になってからが勝負
本腰を入れてトイレトレーニングを開始する以前に、お子さんがその気になる環境づくりをすることが不可欠となります。
環境といっても、つまりはお子さんの意識の中にそれとなくトイレトレーニングに関係した知識を与えておくような具合です。
お子さんがトレーニングを始める時期になったからといって、急にトイレに行かせたとしても混乱するだけです。
自分でトイレに入れるようにするために、トレーニングが嫌いにならないようにしましょう。
まず、おしっこは、自分の体内から出てくるものだということを理解させておくことが大切です。
おしっこがしたくなったようなら、オムツのままでもおまるや便座を使って、トイレを使うということを体験させるのも良いでしょう。
トイレトレーニングに抵抗感を覚えていなくても、水を流す音が大きくて怖がることもありますので、お母さんが付き添ってトイレに行き、音に耐性を持たせることも大事です。
トイレに行きたくないと思わせる理由を作らないように、お子さんの好きな飾り付けやキャラクター入りのものを置いてみたりしましょう。
進んでトイレを使うことにつながる環境を整えてあげるのです。
トイレを明るい雰囲気にしたら、トイレを使うタイミングをわかるようにしてあげます。
トイレに連れて行っても、おしっこは出そうになければトレーニングができません。
おしっこをしたいときに向かうために、連れて行くときを判断するのです。
起床したときが一番適したときなので、この瞬間にトイレへ行くと失敗率は下がるでしょう。
子供のトイレトレーニングを開始する前に
トイレトレーニングをスタートすることは、幼児を持つお母さんにとってなかなか大変な問題です。
お子さんの月齢や発達状態によって差が出ることは当然ですが、周りがだんだんとオムツを外すようになると焦りを感じるかもしれません。
けれども、トイレトレーニングに関しては、急いでするようなものではないのです。
子どもがオムツを外せる段階にきているかどうかが大事なことで、一人ひとりトレーニング開始にふさわしい時期が異なるものなのです。
周囲の状況に感化されずに、神経質になり過ぎずに実施していくことが失敗しないコツです。
トイレトレーニングを実施し始める兆候をきちんとキャッチして、子どもにとってベストなときに取り組むようにしましょう。
子どものおしっこのサイクルは、適度に開いていると判断できるでしょうか。
頻繁にオムツが濡れているようなら今はまだ難しい時期と言えますし、急がせて始めたとしても親子共に大変になります。
おしっこの間隔が短いということは、しっかりと膀胱が成長しきれていないということを意味しているのです。
また、子ども自身が伝えたいことを身振り手振りで訴えたり話したりすることができるでしょうか。
お母さんが子どもの様子を見て、おしっこやうんちが出るのを辛抱しているのだと分かるのであれば大丈夫です。
それと、トイレトレーニングを始めるのが楽な時期を活用しましょう。
寒い季節より、薄着で生活できる暖かい季節のほうがトイレで洋服を脱ぐことも容易にできますし、おしっこの間隔が十分に開くという魅力があります。
当然ながら、上手に歩けることが前提条件です。
一人でトイレまで歩いて行くことができたり、おまるに乗れるような脚力も大切だからです。